講師紹介

Max Summer School in Geidai 2022

Atau Tanaka

Atau Tanakaは、ハーバード大学でIvan Tcherepninに電子音楽を、スタンフォード大学CCRMAでJohnChowningにコンピューター音楽を学んだ。彼は、IRCAM/CenterPompidou、Apple France、およびSony Computer Science Laboratory(CSL)Parisで研究を行ってきた。彼の最初のインスピレーションは、80年代にジョンケージに出会ったことである。 90年代に彼はKarkowskiとEdwinvander HeideとSensorbandを結成し、Superpang、SubRosa、Bip-hop、Touch/Ash、Sirr-ecords、NXRecordsでリリースしている。彼はNTT-ICC、アルスエレクトロニカ、WOMADとソナーのフェスティバル、アイビームNYCとSFMOMAに出演している。現在、Goldsmiths Universityで教鞭を取る傍ら、Bristol Interaction Group、およびMSHParisNordにてもコラボレーションを行なっている。

David Fierro

David Fierroは、マルチプラットフォーム開発者である「ミュージカルコンピューティング」の修士号を持つ電子エンジニアであり、現在、パリ8大学で博士課程の学生である。音響刺激に対する神経応答に興味を持っている神経音響学の若い研究者である。彼はまた、研究と芸術的創造のいくつかのプロジェクトで協力し、デジタルツールを使用して作成する芸術的プロジェクトを開発するために彼の知識を使用しています。

Francesco Di Maggio

Francesco Di Maggioは、オランダのデンハーグにあるソノロジー研究所の修士号を持つ作曲家兼マルチメディアアーティストである。もともとはクラシックピアノの訓練を受けていたが、現在は音楽の具現化と人間とコンピューターの相互作用に関する研究をしており、ライブパフォーマンスでリアルタイムの電子プロセスの構成上の影響を研究している。パフォーマーの役割と肉体的な影響による、バイオフィードバック、身体のジェスチャー、インタラクティブな機械学習に基づいた新しいウェアラブルインターフェースを設計している。

後藤 英

後藤 英 / Suguru Goto

作曲家、ニューメディア・アーティスト。国際的に評価されており世界活地で活躍。刺激的な作品で新たなテクノロジーと関連させて発表している。フランス、パリにあるポンピドゥー・センターのIRCAMの招待作曲家、研究員、ボルドー芸術大学の准教授を経て、現在は東京芸術大学の准教授。

主な賞歴は、ボストン・シンフォニー・オーケストラ・フェローシップ、タングルウッド音楽祭より、クーセヴィツキー賞、ワシントン州のマルゼナ国際作曲コンペティションにて第1位、ドイツにてベルリナー・コンポジション・アウフトラーゲ1994、パリのユネスコで行われた、IMC国際作曲家会議にて入選、フランス政府よりDICREAM、ドイツ、ベルリンのミュージック・シアター・ナウ・アワード2008にて受賞、フランス、バン・ニューメリック4、アンガン・デ・バン・デジタル・アート国際フェスティバルにて、「OFQJダンス・ニューテクノロジー賞」を受賞、2010年ブラジルのFileフェスティバルにてFILE PRIX LUXのElectronic Sonority Honor Award 賞、2011年イタリアにてAction Sharing 2の大賞を受賞、2013年KAO国際キネティック・アート・コンペティションにて第2位、同年オーストリアのアルスエレクトニカにてデジタル・ミュージック&サウンド・アートの栄誉賞を受賞などが挙げられる。作品は世界各国の音楽祭、レゾナンス/IRCAM、タングルウッド音楽祭、ICC、SONAR、 Haus der Kultures der Welt, ISEA、NIME, ヴェネツィアビエンナーレなどにて演奏されている。

http://gotolab.geidai.ac.jp/
磯部 英彬

磯部 英彬

1982年山梨出身。作曲家、メディアアーティスト。作曲及び音響技術、コンピュータ音楽を土屋雄に師事。コンピュータを中心とした作曲活動のほか様々な他の作曲家の電子作品のオペレータを担当する。自身の主要な作品は日本をはじめ、オランダ、ドイツ、韓国などで演奏されている。またセンサーを活用した電子楽器の製作や演奏補助機器等の研究、開発を行い、これまでに、ピアノのための「ソステエヌートブロック」、スネアドラムのための「スナッピーペダル」、スピーカーのための「 isobeレール」などを開発、また様々な作曲家、演奏家とのコラボレーションにより、作曲家の山本和智と開発した「ヴィデオロン」、星谷丈生と開発した「hosiyaボード」、トロンボーン奏者の村田厚生と開発したトロンボーンのための「murataセンサー」などがある。 電子音響音楽演奏会マキシマム主催。東京音楽大学非常勤講師。

由雄 正恒

由雄 正恒

神戸出身。作曲家、メディアマスターNo.75。コンピュータによる芸術作品の創作を専門とし、アルゴリズミック・コンポジション、音響合成、ライブエレクトロニクス、メディア表現を題材にした創作研究を行っている。電子音響作品は、国内外(ICMC-国際コンピュータ音楽会議、Contemporary Computer Music Concert, FUJI acousmatic music festival, MUSICACOUSTICA-BEIJIN, Festival FUTURA等)において演奏される。
昭和音楽大学作曲学科、IAMASアートアンドメディア・ラボ科を卒業。日本作曲家協議会、日本音楽即興学会、情報処理学会音楽情報科学研究会会員、先端芸術音楽創作学会運営委員、日本電子音楽協会理事、昭和音楽大学准教授。

http://masatsu.net/